学部案内

地域コース

観光ビジネス

地域の観光資源を発見・活用して、価値を生み出す人になる
観光は21世紀の成長産業に位置づけられ、まちづくりの重要な柱として、地域に活性化をもたらす効果が期待されています。地域コース〈観光ビジネス〉では、フィールドワークやインターンシップなどの実践的な学びを通じて課題を発見し、その解決策を地域社会の新たな価値に結びつけようとする“人財”の育成をめざしています。

4年の学び

1年次

観光に関する基礎知識を身につける

観光を専門として学ぶには、社会・文化・語学など幅広い教養が必要です。1年次では、温泉・景観・食・アニメ聖地などの観光資源について理解し、地域にある名物をいかにして観光資源化するかについて学びます。また、国家資格である国内業務取扱管理者の取得をめざします。

2年次

実践活動を通じて観光の世界を深く知る

2年次では、観光ビジネスや政策について学び、さらに観光関連業でのインターンシップにチャレンジしながら、観光の世界に触れていきます。後期は観光関連企業・組織から出された課題に取り組み、企業・組織担当者の前で成果を発表します。

3年次

観光と地域社会の課題を発見する力を磨く

観光に関わる応用領域についてより専門的に学びます。3年次の演習ではひとりの指導教員のもとで、興味あるテーマに関する課題を選び、フィールドワークを重ねて地域社会が顕在的・潜在的に抱える課題を発見する力を鍛えます。

4年次

地域に求められる観光“人財”へ

観光交流は少子高齢化する地域を再生・活性化する有力な手段であり、即戦力となるスペシャリストが求められています。4年次演習ではそれぞれのプロジェクトに計画的に取り組み、最終的に4年間の観光の学びの集大成として卒業論文にまとめます。

FOCUS ON専門科目

観光概論
観光概論
観光のリアルな姿から、新しい観光の創造を考える

21世紀はグローバル化と情報化により世界的な大交流時代を迎えており、なかでも観光は時代を牽引する有力な産業になりつつあります。特に海外からの観光客の増加は、異文化間の相互理解を増進し、地域に大きな経済効果と活性化をもたらすと考えられます。本科目では、観光のリアルな姿を浮き彫りにし、新しい観光の創造を考えていきます。

世界遺産論
世界遺産論
世界遺産を観光資源と保護対象の両面から考察

人類共通の宝物である世界遺産や自然遺産は地域社会を潤す観光資源である一方で、いかにそれらを保護し次世代に残していくかという課題に直面しています。本科目では、世界各地の遺産について理解を深めるとともに、遺産保全の使命と任務について、三重県内にある世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の専門家に話を聞いたりしながら一緒に考えていきます。

モータースポーツ論
モータースポーツ論
モータースポーツと地域社会の関係を見つめる

本学のある鈴鹿市は、モータースポーツの聖地として世界的に有名なまちです。本科目は、鈴鹿サーキットの全面的な協力を得てバックヤードツアーやボランティア活動、インターンシップなどこの地ならではの専門的・実践的な学びの場となっています。モータースポーツの運営についての知識を深め、さらに地域社会との関係まで掘り下げていきます。

FOCUS ON 教員

冨本  真理子 教授

冨本 真理子 教授

〈専門分野〉
文化政策学(観光まちづくり)
〈研究テーマ〉
市民が創造するインバウンドビジネス、ニューツーリズム
地域社会が主役の新しいインバウンド
自観光を創造する
21世紀は地域のさまざまな人が一緒になって、観光を創造していく時代です。観光のスタイルも物見遊山型の「モノ消費」から交流体験型の「コト消費」へと移りつつあり、観光客と地元住民の交流も魅力的な観光資源のひとつにみなされます。私のゼミでは、訪日外国人向けインバウンド観光振興について、留学生からの視点を参考にフィールドワークをしながら一緒に考えていきます。

FOCUS ON学生

大田  達也

大田 達也

国際地域学科 3年
[三重・英心高等学校出身]
個別最適化した観光サービスで鳥羽の地域
経済の活性化に貢献したい
実家は鳥羽市で民宿を営んでいます。
最近は畳の部屋での食事や布団寝、貸切風呂の体験がしたいと、ホテルや旅館ではなく民宿を選ぶ外国人観光客も増えてきています。一口に外国人観光客といっても中国人と欧米人では、食事の好みも滞在の仕方も異なります。授業ではこれからの観光サービスはマス向けから個別最適化へのシフトが重要であることを学びました。世界に向けて鳥羽の魅力を発信していきます。