学部案内

養護教育学専攻

卒業後に即戦力となる養護教諭をめざして
本専攻の前身である鈴鹿短大家政学科に養護教諭養成課程が設置されたのは1969年。以来、半世紀にわたって三重県唯一の養護教諭養成校として県内外に養護教諭を数多く輩出しています。その強みは、何といっても学校保健に特化した学びができること。学校現場特有のニーズに応え、卒業後即戦力として活躍できる養護教諭を養成します。

4年の学び

1年次

養護教諭としての基礎知識を身につける

教育者および学校における健康に関するプロフェッショナルになるために、必要とされる基礎知識を学びます。パソコン操作を学ぶ情報処理や、目標達成のために自己理解を深めるキャリアデザイン、養護教諭に必要な能力について学ぶ基礎ゼミナールなどを通して、今後の学びにつなげます。

2年次

養護教諭に必要な実践力を身につける

2年次からは学校保健や教職に関する専門的な学びが多くなります。講義形式の授業で得た理論・方法・技術を演習や実習を通して体系化した学びに昇華させます。また学外実習として介護等体験や臨床看護実習が始まり、現場の体験を通してこれまで身につけたことを実践力に結びつけるための課題を再確認します。

3年次

養護教諭としての職務の重要性を再認識する

3年次のハイライトは学校現場での養護実習。保健室を管理運営するマネジメント能力に加えて、関係者とのコミュニケーション能力など、養護教諭として実際の現場で求められることを理解します。実習を通じて養護教諭として働くことへの自覚と責任を再確認することができます。

4年次

幅広い可能性を見出し、学び続ける養護教諭へ

最終学年では変化する健康問題や複雑な心のケアにも対応できるよう、より専門的な学びを深めます。こどもたちに必要な情報を伝えるために、保健教育に必要な授業力を身につけ、課題発見力や解決力も兼ね備えた職業人としての資質を養います。

FOCUS ON専門科目

学校保健演習
学校保健演習
学校保健活動に必要な知識と技術を身につける

養護教諭が携わる学校保健の仕事は特有かつ広範囲にわたります。その中には、健康診断の実施やほけんだよりの作成、保健指導案づくりなどが含まれます。この演習科目では、学校保健活動の一つひとつについて意義を理解し、実際に実施方法や制作活動を体験して留意点を学ぶことで、必要な知識と基本的な技術を身につけ養護教諭の資質を養います。

学校環境衛生実習
学校環境衛生実習
学校における環境衛生検査・管理について学ぶ

学校保健安全法では、児童・生徒や職員の心身の健康の保持・増進のために環境衛生検査を実施することが定められています。この実習では、換気・保温・採光・照明等の教室環境や飲料水の水質や設備、備品管理、日常点検と定期点検など学校における環境衛生検査について学び、環境衛生管理に必要な理論と技能を身につけます。

保健科教育法Ⅰ~Ⅳ
保保健科教育法Ⅰ~Ⅳ
健康教育の意義を理解し、指導法を身につける

中学・高校の保健体育科の授業のうち、「保健」分野を担当するのが保健科教諭。本専攻では、養護教諭一種免許状と合わせて保健科の免許状も取得することができます。この授業では、生涯にわたる健康教育の意義について理解した上で、保健科教育の指導計画・学習指導案の作成・ICTの活用などの指導法を2年間かけてしっかり学んでいきます。

FOCUS ON 教員

小川 真由子 准教授

小川 真由子 准教授

〈専門分野〉
基礎看護、学校看護
〈研究テーマ〉
学校救急看護力の向上、臨床判断能力を養成するシミュレーション教育の開発
看護力に自信のある養護教諭を育てる
養護教諭は学校現場で活用できる看護力を身につける必要があります。本学の看護系実習科目では、脈拍・呼吸・心音・血圧を測定できる最新の医学教育用人体模型を使って、シミュレーション教育を行います。体調の変化にいち早く気づくことや、体調不良時の的確な対応方法、緊急時の正確な救急処置など、いざという時に対応できる看護力のある養護教諭の養成をめざしています。

FOCUS ON 学生

加藤 千穂

加藤 千穂

こども教育学科養護教育学専攻 3年
[三重・久居高等学校出身]
きっかけは中学校のときの保健室の先生
養護教諭養成に定評があるから選択
悩みごとや体調不良で保健室の先生にお世話になることが多く、親切に対応してくれたのが嬉しくて、中3の時に養護教諭の仕事に興味をもちました。いろいろな大学のオープンキャンパスにも行きましたが、自宅から通いやすく県内で養護教諭養成に定評のある鈴鹿大学を選びました。採用試験に合格するのがゴールではなく、きめ細かなケアができ、こどもたちからも学校からも信頼される養護教諭をめざします。