学部案内

こども学専攻

幼稚園教諭×保育士モデル

幼児教育・保育の分野から地域の未来をつくりだす人材を育てる
こどもの成長過程における乳幼児期の重要性は、今では広く認知されています。こども学専攻では、こうした社会の要請に応えられる幼稚園教諭と保育士を育てるため、重要な科目をバランスよく配置し、さらに音楽・造形・運動などの実技や園での実習を充実させたカリキュラムを構成。幼児教育・保育の分野で地域の未来をつくりだす人材を育てます。

2年の学び

1年次

保育の意義・目的を理解し、実習に備える

乳幼児期のこどもと関わる保育士・教師の仕事はたいへんですが、それを上回るやりがいと魅力があります。1年次前期は、保育・教育の意義や目的などについて考え理解する機会をもち、9月の保育実習に向けて基本的な知識と技能を身につけていきます。

1年次

保育実習を経験して、保育者の資質を高める

実習を経験すると、保育の知識・技能に加えて社会性・対人関係能力など保育者の資質を高める必要性が理解できるようになります。1年次後期では、保育者としての使命感と情熱を再確認し、乳幼児期の発達や心理に関する専門的な学びを深めていきます。

2年次

幼稚園教育実習・保育実習Ⅱに向けて指導法を学ぶ

実習は学びの要です。ひとつ実習を終えるごとに、学生は実践的な学びを経て、たくましく成長していきます。2年次前期は幼稚園教育実習・保育実習Ⅱに向けて、運動あそびや造形、音楽の指導法を学び、幼児教育の課題について多面的に理解を深めていきます。

2年次

保育・幼児教育の専門知識・技能を深める

保育者の学びは2年間で十分というわけではありません。むしろ実際に現場で働くようになってから、より専門的な学びの必要性に気づくことでしょう。そこで2年次後期は、専門的な知識・技能を深め、卒業後にもつながる学びの土台を形成していきます。

FOCUS ON専門科目

保育実習指導Ⅰ
保育実習指導Ⅰ
保育士としての基本的な知識・技術・心構えを学ぶ

例年1年次の9月に実施される保育所での保育実習。保育士さんの仕事ぶりや、こどもたちの行動を実際に見ることができる貴重な機会です。楽しみな反面不安も感じますが、備えあれば憂いなし。この授業では保育実習に参加するための準備として、実習でのマナー、記録や指導案の書き方、こどもたちとの関わり方を実際の保育現場を想定しながら学んでいきます。

乳児保育Ⅰ・Ⅱ
乳児保育Ⅰ・Ⅱ
乳児期特有の保育について理解する

働く女性が増えていることに伴い、0歳児~2歳児のこどもを預かる乳児保育のニーズが高まっています。0歳児~2歳児は、大人との関わりが最も重要な時期。この時期に信頼できる大人と愛着関係を築くことは、その後のこどもの成長に大きな意味を与えます。この授業では、乳児期の子どもの発達を理解し、保育士が行うべき環境への配慮や工夫を考えていきます。

こども家庭支援論
こども家庭支援論
現代社会で求められている子育て支援のあり方とは

子育て家庭、特に子育て中の母親の多くが孤立感や不安感という潜在的なリスクを抱えているといわれます。親自身が子育てを楽しめるようになるにはどのような支援が必要でしょうか。この科目では、子育て家庭を取り巻く現状を理解し、現代社会の中で求められている子育て支援のあり方について学び、これからの子育て支援がどうあるべきかを考えます。

FOCUS ON 教員

みやざき  美栄 助教

みやざき 美栄 助教

〈専門分野〉
音楽教育、ピアノ演奏、伴奏法
〈研究テーマ〉
ピアノによる音楽の表現法、乳幼児期における音の聞き分け
童話をもとに音楽劇を創作し、表現力を育む
保育者はこどもの自由な発想による音楽表現活動を援助する方法を学ぶ必要があります。卒業前の2年次後期に設定されているこの授業では、それまでの学びで蓄積した保育の知識や技術の集大成として、皆で協力し合いながら童話をもとに音楽劇を創作し、園児を招いて披露します。笑顔あふれる音楽劇の発表は、学生自身の表現力を育み、保育者としての勇気と自信を与えてくれます。

FOCUS ON 学生

寺田  夏美

寺田 夏美

こども学専攻 2年
[三重・宇治山田商業高等学校出身]
2年間で集中して学べる短大を選択
発達の程度に応じた保育の大切さを知る
近所の小さいこどもたちとよく遊んでいたこともあって、自分には保育士や幼稚園の先生が適職だと思い、2年間で集中して学べる短大を選択しました。ユニークな先生ばかりで、特に造形の授業がお気に入りです。保育園での実習では、年齢がひとつ違うだけでハサミやクレヨンの使い方に大きな差があることに気づきました。発達の程度に応じてこどもが興味をもつような造形活動を考える大切さを学びました。

こども学専攻

幼稚園教諭×小学校教諭モデル

幼稚園教育と小学校教育の連携に強い人材を養成する
いま重要視されているのが、幼児期の教育と児童期の教育を円滑に接続するための「幼小連携」。とはいえ、実際にはまだ意見交換レベルにとどまり、8割は手つかずの状況です。そこで本学では、小学校教諭と幼稚園教諭の免許を取得することによって、両方の教育に精通し、幼小連携に積極的に取り組める教員を養成します。

2年の学び

1年次

小学校教育の意義・目的を理解する

2年という短期間で小学校教員免許を取得するには、教職教養を身につけるだけでなく、教育の意義・目的を広く理解し、教師としての使命感・責任感を自ら見いだす必要があります。1年次前期は小学校教育に関する基礎的な知識と技能を学びます。

1年次

小学校各教科の知識・理論・教育法を学ぶ

1年次後期から本格的に小学校各教科についての知識・理論および教育法を学びます。すでに身につけた知識技能、教師としての使命感、責任感をより強化していくとともに、広く教養の学びを重ねていくことにより、小学校教師としての資質をさらに高めます。。

2年次

小学校教育実習に向けて授業実践に備える

2年次にはいよいよ小学校教育実習を体験します。実習に向けて教育学の理論を深めながら、小学校各教科の授業実践の準備を進めていきます。小学校教育実習という実践の場で教育者としての資質・能力を育み、自己の課題を明確化します。

2年次

自己課題の発見と解決に取り組む

小学校教育実習の場での実践をふり返り、そこで明らかになったさまざまな課題を学生間で相互に共有するとともに、自己課題の発見と解決に取り組みます。課題解決能力を実際に運用するために、学外で小学校教育に取り組み、卒業までに自信につなげます。

FOCUS ON専門科目

教職論(幼・小)
教職論(幼・小)
小学校教諭・保育者として大切なことを考える

「教職」とは文字通り教育に関わる職を意味します。小学校教諭や保育者(保育士・幼稚園教諭の総称)をめざす上で大切なことを一人ひとりが考える機会がこの教職論の授業。学校や施設の役割とそこで働く小学校教諭・保育者に関する法制度、小学校教諭・保育者の職務内容や求められる資質能力、小学校教諭・保育者の養成・採用・研修などについて学びます。

初等音楽
初等音楽
楽しく音楽と関わるための方法を探求する

小学校教諭をめざす上で避けては通れないのが音楽や体育など実技を伴う教科。この授業では、小学校教諭になるために必要な音楽の基礎を幅広く学びます。音楽の基礎能力(ソルフェージュ)を高め、知識(音楽理論・音楽史)を深め、技術(ピアノ奏法・リコーダー奏法・指揮法・合唱・合奏など)を身につけながら、楽しく音楽と関わるための方法を探求します。

教職実践演習(小)
教職実践演習(小)
自ら教師としての資質能力の向上に取り組む

これまで授業や実習で学んできたことに基づき、自身の小学校教諭としての資質能力を確認し、不足している部分を向上させることに取り組む授業です。模擬授業、ロールプレイ、事例研究、調べ活動などのさまざまな実践的活動を通して、小学校教諭としての高い使命感と情熱をもちながら、絶えず研修に努める姿勢を身につけていきます。

FOCUS ON 教員

田中  裕子 助教

田中 裕子 助教

〈専門分野〉
教育学
〈研究テーマ〉
日常保育における幼児どうしの人間関係を育む試み
体系的な教育実践のための幼稚園・小学校連携を知る
これまで「遊び」の場とみなされていた幼稚園ですが、最近では遊びを通じて「学び」の基礎を培うところとして認識が変わりつつあります。幼児教育と小学校教育が連携することで、幼児期の経験・活動と小学校の生活や学びが相互につながり、切れ目なく体系的な教育実践が可能となります。この授業では、幼小接続期の教育の計画・指導について幼稚園と小学校教諭両方の立場から学びます。